Ⅱ第3回「豊かさと自然との調和」に動く

「さいたま緑の森博物館」民間初の指定管理者に

2024年7月9日付けの埼玉新聞の記事に「大手ゼネコンが山梨県の多摩川源流域で、地元のNPO法人と連携して、治山治水、生物多様性の取り組みを始めた。杉やヒノキを伐採して建築に利用しながら、自生するケヤキ、コナラを植え自然の姿に近い森林に戻し、柵を張り鹿の食害から苗木を守る。将来の事業リスクに備える狙い。」と掲載されていた。

遡ること20年前2004年、日本生態系協会会員だった弘明氏は、企業による環境保全活動を模索していた矢先、埼玉県初の指定管理者制度導入に伴う「さいたま緑の森博物館」の運営に、弘明氏に賛同する日本環境クリアー㈱と共に挑戦した。

さいたま緑の森博物館
整備した散策小道

埼玉県が管理する、入間の森を保護するとともに来場者が里山の自然を学ぶことをコンセプトに誕生した施設と観察エリア。思考錯誤を繰り返し、5年契約の管理運営を行った。当時の市長を初め地域の有力者たちからは、「自然を保護する正反対の建設会社が、罪滅ぼしで何ができるかお手並み拝見」と運営が始ったころの辛口評価だった。埼玉県生態系保護協会のアドバイスを受けながら、民間企業の地域貢献に徹し、地域住民の方々、教育機関との厚い交流を重ね、来場者の満足度が高まる評判の施設へ懸命に全社を上げて運営した。(5年の歩み参照)

そして契約満期で指定管理者を終了するときは、「もっと続けてほしい」「撤退しないでほしい」と地域内外の多くの方々から嬉しい声を寄せて頂くまでになった。

この事業の成功は、弘明氏の生態系保護活動、弘明氏がテーマにした会社のコンセプト「豊かさと自然との調和」を形にするライフワークとして決定づけた。

※終了時に配布した「博物館だより特別号」

「さいたま緑の森博物館」指定管理者5年の歩み

 

来館者に、里山保護の大切さを講演する弘明氏
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