Ⅱ第1回「水源の森を後世に守りつなぐ」

2026年、88歳(米寿)を迎える岩堀弘明会長を祝し、「美しき日本の自然」をこよなく愛し、自然への造詣が深く、国連がSDGsを決定する以前から弊社の理念「豊かさと自然との調和」を追求され、企業の進むべき道を指し示して頂きました。軌跡シリーズⅡでは5回にわたり、インタビューの模様をお伝えし、そうした背景を紐解いていければと存じます。

記念すべき第1回は、「水源の森を後世に守りつなぐ」と題し、「水のトラスト基金」のエピソードからスタートです。

 

2011年、岩堀建設工業株式会社グルーブ全ての経営役員を退任した岩堀弘明は、「美しき日本の自然を守る」をライフワークにすると決め、以前より懇意にしていた財団法人埼玉県生態系保護協会の堂本専務理事(当時:県事務局長)と懇談した。その時堂本氏から「荒川の水源地がビジネスを目的とした海外企業事業者に購入され、このままでは水源の森を守ることはできない」との衝撃的実態を聞くこととなり、「この森を守るのは自分しかいない」との高邁な使命感に突き動かされ、役員退任で得た金員を当協会に寄付。当協会は、その寄付金を基に「水のトラスト」第5号地として68haの森(秩父市中津川狢沢)を取得。埼玉、群馬、長野の県境のこの土地は、荒川水系中津川の源流域、美しき滝「ムジナ沢」に面し、カツラ、サワグルミの大木がそびえたち、絶滅危惧種のクマタカなど多くの野生動物が生息している。

こうした大事な水源地を守ることができなかったら、埼玉県民だけでなく都民の飲料水の確保も難しくなっていた。「水源の森を後世に守りつなぐ」という行動がどうしてできたのか、次回以降にひも解いていきたい。

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