川越工業高校 建築科 現場見学会が行われました

旧栄養食配給所文化財復原工事の現場見学会

3月15日(水)県立川越工業高校建築学科の2年生を対象に、旧栄養食配給所の復原工事作業所で現場見学会を開催しました。今回の見学会は弊社でも珍しい木造建物文化財復原工事、建築技術の持つ可能性、持続可能な建設業の在り方の理解を深めてもらおうという現場からの提案に、施主である川越市の賛同を得て開催する運びとなりました。
初めに現場所長の山内から、工事概要や織物市場の歴史を説明。次にこの現場を担当している昨年川越工業高校を卒業した諏訪部から、現在の仕事内容や現場監督を経験して感じたことを発表。その後当社で取り組むBIMについての説明も行いました。
この現場では、木造の軸組モデルをミャンマー出身のキンがBIMで作成し、そのモデルをipadを使用して見てもらったり、実際に投影した画面を見ながらAR体験を行い、BIMの楽しさを感じてもらいました。

2班に分かれて見学

カフェ棟の木材の構造材を説明

続いて現場内見学では、文化財の対象となっている炊事場棟、住宅棟1F・2F及び現代の工法で作ったカフェ棟の4つのエリアをそれぞれの時代を感じてもらいながら回りました。今回の文化財の中でも「カマドの復原」は価値のある重要な工事となることから、生徒一人一人に当時の炊事場の利用方法やその価値についての理解も深めてもらいました。
「BIMは少し難しそう」と眉を顰めた生徒も実際にAR体験をしてみると楽しそうなキラキラしたまなざしに変わり、BIMの魅力を存分に感じてもらえました!また、先輩である諏訪部に現場の内容や現場監督の仕事について質問している姿もとても印象的でした。
昔の工法から現代の工法まで実際に見て感じてもらい、そして今後かかせないデジタルの体験をしてもらうことで、未来の技術者を育成するための貴重な時間となりました。

後輩たちに説明する諏訪部

BIMを説明するキン

実際に使用していたカマドの説明

住宅棟の小屋組みを説明

AR体験をする生徒

BIMモデルの画面

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