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埼玉県建設業協会の技術発表会で当社の施工事例を発表しました。
平成26年度 埼玉県建設業協会 技術発表会
曳家回転移動改修及び耐震補強工事
11月5日 大宮ソニックシティにて、埼玉県建設業協会が主催する 平成26年度 技術発表会 が開催されました。 当社は「曳家回転移動改修及び耐震補強工事」というテーマで武蔵豊岡教会礼拝堂移転改修工事の事例を発表しました。この教会は、国道の拡幅の為移転をすることとなり、さらに大正12年築の歴史ある建物をそのままの形で残す為、耐震補強・内外装の改修をすることとなりました。 大正時代の建築物である為、曳家で建物を150度回転移動するに当たり、ジャッキアップした際、構造材の腐食を確認・補強してからの移動となります。腐食の予測はしていたものの曳家工事に35日も費やしました。 施主様からは、「教会創立125年の歴史ある礼拝堂は入間市の景観50選にも選ばれるほど見事な建物です。今回移転を余儀なくされ、回転移築の工事となりましたが、卓越した技術力によって、老朽箇所を大規模修繕し、耐震補強を施して、創建当時の姿に蘇りました。」と、感謝のお言葉をいただきました。 | 施工中
竣工
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この工事を担当し、当日発表をした当社の建築本部工事係長である近藤は、「大正時代に建てられた教会を残し、保存する為の作業は、今後は経験できないと思います。現場担当者として良い経験となりました。」と語りました。 発表終了後、会場からは大きな拍手をいただきました。 技術発表会では様々な企業が、実際の施工事例をもとに55件の発表を行いました。 当社にも生かせる技術も多く、こういった技術発表会に参加することで他社の技術も学び、今後に生かしていければと思います。 |