若手社員への技術継承
8月4日(火)、若手社員対象の墨出し勉強会を日本医療科学大学の現場で開催しました。4月11日(土)、4月24日(金)に続き今回で3回目となります。 この勉強会は、社員に技術継承を目的としたアンケートを実施した結果、「図面の理解を高める為に、墨出しと施工図作成を極めたい」との希望が多くあったことから開催に至りました。 (※「墨出し」とは、部材表面に基準となる通り芯を墨で示すことであり、建設現場では非常に大事なプロセスです。)1回目、2回目は基礎の墨出し、今回は内装の仕上げの墨出しを学びました。 社員は皆「小さな現場では社員自ら精度の高い墨出しが出来るように」と猛暑の中、一生懸命に取り組みました。 |
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講師は初回から、株式会社測真の小林さん、峯岸さんが快くお引き受け下さり、小林さんは「ミリ単位の仕事のため、精度に見合った墨を出すことを意識している」と語り、そのために必要なコツを教えて下さいました。 参加した社員は「1人で行う墨出し方法やテクニックがとても勉強になりました。今回出来なかった基準出しも学びたいと思います。」と語り、更なる向上を目指す姿が印象的でした。
当社では、各現場前にSDGsの17項目を掲示しています。日本医療科学大学の現場では「4.質の高い教育をみんなに(必要な技術を備えた人材の育成を目指す)」を目標に、「若手社員の墨出し勉強会の実施」に取り組んでいます。現場のスムーズな進捗のためにも建築本部ではこれからも墨出し勉強会、施工図作成の勉強会など様々な勉強会を重ねて、ISOの品質向上やSDGsの目標の達成を目指します。
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日本医療科学大学現場前SDGs看板
| 左から峯岸さん、小林さん お忙しい中ありがとうございました! |