2021年 埼玉県建設業協会 技術発表会
11月11日(木)埼玉会館・小ホールにて、埼玉県建設業協会が主催する2021年技術発表会が開催されました。 多くの応募の中から13社の建築や土木の企業・団体が選抜され、実際に行われた施工事例を発表。 当社は「RC造工事を通した技術の伝承」をテーマに、グランシア戸田公園(介護付有料老人ホーム)の新築工事で行われたコンクリート打設と墨出しの技術の伝承について入社2年目の矢部さんが発表しました。 今回の勉強会では、RC造の現場経験が不足している若手社員の技術及び図面読解力を目的として、工事部全員が参加しました。 コンクリート打設では、建物が5階建てであることから5班に分け、各協力会社の作業員も交えて、各階立上りのコンクリート打設の流れを確認しました。型枠内を流れるコンクリートを可視化するため、壁の一部に透明型枠を使用しました。 墨出しでは、作業員がどの位置の墨が必要なのか、その墨が何を意味するのかを理解するためにベテラン社員が講師となり、若手社員が二人一組となって墨出しの際の準備や手順を教わりました。 | 会場の様子
左から発表した目黒さん、矢部さん |
矢部さんは、「当時入社1年目だった私にとって、施工技術の伝承だけでなく、目指すべき現場監督の姿を教えて頂きました。また、多くの社員や協力会社とコミュニケーションをとることが弊社の仕組みとしてあることを今回発表できて良かったです。」と振り返っています。 技術を駆使した事例を共有するこの技術発表会は、建設業界全体の質の向上にも繋がります。当社も今回の技術発表会での学びを今後の技術の継承、向上に活かしてまいります。 | |
勉強会の様子(基準墨出し状況) | 透明型枠の使用 |
表彰状をもらいました! | 社長からも手渡しで頂きました。 |