岩堀建設・徳栄会の「ウーマノミクス」　第9回 東和アークス(株)　吉田とみ江さん、新井由紀子さん

当社並びにパートナー企業から、建設業界で活躍する女性を紹介。

第9弾はなんと2名が登場！東和アークス株式会社で生コン車（コンクリートミキサー車）の運転手として活躍している、吉田とみ江さん、新井由紀子さんをご紹介致します！今回は、当社施工の日本医療科学大学体育館棟及び学生会館棟新築工事の現場で取材をしました。

創業初！女性ドライバーの先駆者

吉田さんは、東和アークス株式会社が創業して以来、初の女性ドライバーとして入社されました。元々大型のトラックに乗って仕事をしたいという希望を持っていたという吉田さん。初めは別の物流会社のトラック運転手の募集を見て応募したものの「家庭との両立は難しいのでは」と言われ断られてしまったそうです。しかしトラックドライバーになることを諦めず、東和アークス株式会社の運転手募集を見て応募をしたところ、採用されることとなりました。初の女性ドライバーでしたが、社員の皆さんは平等に接し、「仕事を親切に教えてくれ、とても励みになった」と吉田さんは語っています。

現在施工中の日本医療科学大学のパースと共に

吉田さん（左）と新井さん（右） 

吉田さんは圏央道の施工にあたり、コンクリートの運搬を担当。携わった区間が開通した際はとても嬉しくなり、すぐに車を走らせ現地に向かいました。「沢山の人が使うものに携わることが出来、とても嬉しく思った。実際に開通して多くの人が通行しているところを目の当たりにし、社会に貢献できたのだなと実感した。」と笑顔で応えて下さいました。

元お弁当屋さん、異業種からの転身

新井さんは東和アークス株式会社に入社する前は、お弁当屋さんの配達のお仕事をされていました。なんと配達エリアに東和アークス株式会社も含まれていて、何度か生コン車を見る機会がありました。その中に、吉田さんをはじめとした女性ドライバーの姿を見かけ、女性でも出来る仕事なのかと興味を持ち始めたそうです。ご結婚される前は、運送トラックの運転手をしていたという事もあり、「また大きい車を運転する仕事をしたい！」という思いを持ち、東和アークスの運転手に応募、入社することが出来ました。

はじめは4トンの生コン車を運転し、戸建て住宅の駐車場やブロック塀の基礎など細かい部分のコンクリートの運搬を行っていました。徐々に大きな現場への運搬を任されるようになり、大型の10トンの生コン車に乗り始めてから現在１年半。自身が関わる建物の規模が大きくなるにつれ、“人の役に立っている”という実感が湧き、「更地だった所に大きな建物が建つこと、自分達が少しづつ運んだコンクリートがこんなにも大きな建物になったという喜びが実感できる。」と熱く働きがいを語っています。

新井さんは小学生のお子さんをもつお母さんです。家庭との両立について、「家族の助けや会社の理解無しには仕事は続けられない。とても感謝している。」と家族や他の社員の皆さんに感謝の言葉を語られました。

現在、東和アークス株式会社には女性ドライバーは4名まで増え、女性ドライバーの活躍の機会が徐々に広がりつつあります。今後も、吉田さん、新井さんをはじめとした女性のドライバーの皆さんの活躍に注目です！

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